導入のコツ・・・乗り換え購入を前提とした場合。

当院の場合、メディコムを開院当初導入。それをドクターソフトに切り替えた。!!新規開院の場合はここを読む必要なし。今すぐ、TEL:03-3227-7060へ問い合わせるとよい。より楽に導入できるはず。

@受付にノートパソコンを購入する。(ただし1024x768ドット以上の解像度で表示できるA4画面のもの)

Aこのノートパソコンと診察室のPCとLANでつなぐ。

Bこの2台にWebからおのおのドクターソフトをダウンロードする。(試用版で可)

C2ヶ月〜3ヶ月間、この試用版を使っていろいろ入力してみる。

Dその間、並行して「検査・処置マスター」、「薬マスター」からの抜き出しを行う。(これは各自で行うのがよろしい。保険の勉強にもなる。)この抜き出しについては、マニュアルに書かれているので各自参照して行う。(わからなければ、TEL:03-3227-7060へ問い合わせるとよい。とても親切に教えてくれるはずだ。)

E試用期間が過ぎたら、いくらでも延長出来るので、TEL:03-3227-7060へ問い合わせるとよい。(ただし試用期間中は提出できるレセプトにはならないが、すべての機能をレセプト機能まで含めて無制限に体験できる。電子カルテの機能も勿論すべて体験できる。)

F現在使用中のレセプト専用機のデータを抜き出す方法を調べる。(メディコムの場合はメディコムPCなどがある。各メンテナンスメーカーに問い合わせるとよい。)もし、最悪、データを取り出せなくてもあきらめる必要なし!!・・・牛歩のごとき方法がある。それは、まず、自院のカルテをお得意様と一見さんにわける(棚を別にするなど〜)。そして、毎日、少しづつお得意様棚からカルテを抜き出して、ドクターソフトへ入力していく方法である。(試用版に入力してもこのデータはそのまま生きるので心配いらない。試用版と本使用版は登録キー情報があるかないかのみの違いであるから・・・。)登録していくデータは保険情報を含む患者基本情報と病名、そして薬である。

G薬登録をするテクニックを伝授します。(とても重要!!)<--これが導入の鍵!!

 病名入力まで終わったらまず、その患者を再来します。(老人は老人再来とする)次に薬を入力します。そしてわかるなら、指導管理料関係を入力します。これで記録・終了を選ぶと、今入力した情報が記録されます。次に来院した時には再来ウインドウ(過去の履歴ウインドウが表示されて過去の日付で表示されます。)に表示されます。この操作は薬がかわらない限り、本使用までに1回でよい。こうして患者1人1人の事前データを準備していくのである。

自院のすべてのお得意様患者さんについて、これだけの入力をすませておけば、たとえば、来月からドクターソフトで受け付け医事業務を開始しますよといっても安心です。実際には2〜3ヶ月の期間中に準備します。レセプト処理のときには請求月のデータのみしか反映されませんから、移行はめでたく終了することになります。

H検査・処置マスター抜き出し登録のテクニックを伝授します。(とても重要!!)<--自分で行うことをおすすめします。

 もうひとつ気を付けなければいけないのが、検査データ抜き出しです。各検査センターさんによって検査名の呼び名は少しづつ異なっている場合があります。また、保険収載されている検査名でない検査名(呼び易い名)を使っている場合などがあります。さらに、Alb(アルブミン)などは検査マスターにどういうよび方で入っているかなどがわからなければ、登録しても実際に使い始めるときになって呼び出せずにあわてる結果になってしまいますので、変名登録という機能をうまく使って呼び名を登録しなおすことが肝要です!変名登録や呼び名の修正方法は、マニュアルに書いてありますが、わからなければ、TEL:03-3227-7060へ問い合わせるとよい。とても親切に教えてくれるはずだ。

 抜き出す時に、呼び名が出てくるので、これをメモっておくか、その場で変名登録もしておくとよい。

I氏名で、IME登録にない漢字の画面表示・印刷をするテクニックについて!(とても参考になる!!)

 たとえば、レセコンなどでも経験ずみかも知れないが、外字を作成・登録する必要が生じることがある。この場合、Windowsに付属の外字エディタをお使いになると思います。DRSはF040からのコードに外字を登録すれば、画面イメージで印刷できるそうです。

----------------------------------->   この辺のやりとりをしたメールを参考までに下記に表示します。

TO: 末綱クリニック 末綱 純一様
FROM: 油井コンサルティング 油井
DATE: 1/11/2000
RE: DRSの外字扱い

外字の登録は、ご指摘の通り、特定のフォントセット(たとえば、MSゴシックとか)
に対してだけ追加する方法と、システムフォントも含めてすべてのフォントセットに
対して追加する方法と両方あります。システムフォントというのは、たまたまCRT画
面表示で使っているフォントセットという意味ですから、フォント名とは別の概念で
す。(つまり、MSゴシックをシステムフォントにできる)

WINの外字エディターには(少なくとも、油井のノート上のWIN2Kでは)、特定のフォ
ントだけに追加、と全部に追加のオプションがあります。全部に追加、を選択すれば
システムフォントにも追加されるのでDRSでも印字するはずです。

DRSの方式は、通常の文字の印字は、プリンターに備わっているベクターフォントを
使っています(高速化のため)。外字が現れると、あたかもCRTにその文字を表示す
るかのごとくメモリー中に表示し、そのメモリーのビットマップを読み取ってプリン
ターに送っています。したがって、CRT画面と同じ形(フォントの種類にかかわら
ず)の文字が印字されます。

DRSが外字と認識するのは、ある文字コード範囲でして、F040がその始まりです。終
わりは良く知りません、が外字エディターで登録できる範囲は大体カバーしているの
ではないかと思います。


なお、Windowsの標準漢字エディタを使用するよりも、簡単に外字がつくれて、他のPCにも作成した外字を簡単に移せるソフトも紹介します。

 エルゴソフト の 漢字職人2.0 ( for WIN95/NT ) です。---->これで、わずらわしい外字作成から開放されます。スピーディーに格好よい外字が作れます。値段も1万円以下です。(機能のわりに手頃)ぜひ導入されてみて下さい。